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A Collection/Third Eye Blind

  • 2008-03-15 (Sat) 21:06
  • Music
メイド右はいったん中止してスペース大納言EUTHENICを全キャラクリア。
いや、アホメイドが原作より更にアホになってて笑えた。

クレジットカードの期限が切れて、新しいカードに変わったので、
amazonの設定情報更新がてらにCDでも買うか、ということで
収録曲が1曲除いて手元にあるサード・アイ・ブラインドのベストを買ってみた。
いい加減オリジナルアルバム出ないですね…。
最後に出たのが2003年って…まだ活動してるのかな…。
日本では完全に一発屋扱いされてるせいか(まあ事実だけど)、
このベストアルバムも日本では販売されてないのでアメリカの輸入版を購入。

とりあえず収録曲全曲のライナーノーツが入ってるのはうれしい誤算。
ついでなので訳してみた。
軽くやるつもりが2時間くらいかかった…やあ、確実にレベル落ちてますね俺。
#1 Semi-Charmed Life
魅力的なものが悲しい、ビョーキな結末を迎える事はしばしばある。
この歌はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの"Walk on The Wild Side"に対する答えとしての曲(サンフランシスコからだけど)。
この曲はヒップホップのDaisy Era(デ・ラ・ソウルの曲名か?意訳すると「黄金期」か)がなければ上手くいなかっただろう。
俺はア・トライブ・コールド・クエスト、デ・ラ・ソウル、アレステッド・ディベロップメント、ゲットー・ボーイズの"Mind Playing Tricks On Me"が好きだった。
(訳注:全てヒップホップのグループ名)
サンフランシスコではヒップホップが流行ってて、それに参加したかったんだよ。

#2 Losing a Whole Year
初期のロッド・スチュアート。彼がフェイセズにいて、ロックしてた頃を今でも思い出せる。
歌詞を吐き出すのは楽しかった。
アライオン(訳注:ベーシスト)がブリッジの終わりになる一節を作って、それが全部を混沌にした。
みんなが恋人の体の中に溶けていく贅沢な経験を持っていればいいのだけど。
それからそのときの全てを失う。これは時の停止の反対側なんだ。

#3 How's it Going to be
この曲はそのままではデモになるだけの曲だった。
この曲は、今は近くにいるけど、そのうちただの知り合いになってしまうであろう誰かを見ることについての曲なんだ。
この曲にはいつでも飲みながらの曲に変わってしまう瞬間がある…
つまり、俺がマイクを上げて、聴衆がそれに沿って歌いだす、みたいな。
そうなるように作ったわけではないけど、この曲はパブでの曲になっている。

#4 Jumper
この曲はこんな状況を示している―誰かの傷つき、丸裸の魂に触れてしまって、その無防備さがこんな風に思わせる―「君にはもう面と向かって対することができない。なぜなら自分にはもう顔をあわせるための適切な層も顔を隠す仮面もないから」。
ブラッド(訳注:ドラマー)が最後にはほとんどジョークみたいになるスネアのパターンをプレイしてて、俺たちはただそれを続けさせたのを覚えている。

#5 Graduate
90年代の中ごろ、俺は社会の外側で生きようとしていた。
でも気が付いたらレコードレーベルという名前の社会にいて、仕事を得ようとしていた。
それで、この曲は自分を身売りして、「社会」の前に立たせた経験から来ている。
この曲の中で許しを請っている事はとても皮肉でなことで、なぜならこれはは本当に自分の居場所を要求していることについてだから。
そのことは自分たちがうまくやってるときと同時に感じられて、そして自分たちのやり方でやっていくことが素晴らしいと感じられる瞬間もあらわしているんだ。

#6 Never Let You Go
この歌詞は特定の、個別の物事に溢れてて、全てこの曲で書かれてる女の子と共鳴することなんだ。
彼女は当時ハーバード・メディカルの学生で、俺とは話したこともなかったんだけど、
この曲がラジオから流れてきたらきっと彼女は驚くだろう。
これは後になって維持し、薬を塗りたいと思う(日焼けを保つみたいに)、全ての痛々しい出来事についての曲だ。

#7 Deep Inside of You
自殺願望―この曲はその自殺願望だ。
本当は1stアルバムに入れようと考えていたけど、まだ彼女からインスピレーションを受けてた「ブルー」(訳注:2ndアルバム)に入れた。

#8 10 days Late
これは自分が名前を付けた女の子の誕生についての曲。
友達は自分の彼女がどうやって妊娠したのか分からなかったらしい…精子がベッドの柱を登っていったに違いないと言っていたけど。
この曲は人生の重要な瞬間にはしばしば論理的な対応をできないということについての曲で…誰かは賛成してて、誰かは私をバカにしてて詰まらんと思ったけど。
そう、つまりは間に合わなかったってことについての曲。
友達は子供を育てるには若すぎたけど、結局は産むことにして、今は二人の子供がいる…結局は上手くいった家族の話ってことかな。

#9 Blinded
この曲はボツにしようと思ってた―本当に小さな曲で、大きくするのは間違いだった。
でも、アライオン、ブラッド、トニー(訳注:ギタリスト)はこの曲に多大なエネルギーを注ぎ込んで、それに抵抗できなったんだ。
どんなことも初めてしまったら止められないってことについての曲。
そのうちアコースティックでやるかも。

#10 Forget Myself
この曲は有名人になってしまったとき、ってだけの曲。
今はL.A.は好きだけど、当時は圧倒されたと思ってた。
ちょっと待ってくれ、俺の魂に何が起こった?
みんなをがっかりさせてしまっただけ?
これらの事は3rdアルバムの提示する疑問だ。
もう一度こんなこと聞きたいとは思わないことを願ってる。

#11 Can't Get Away
この曲は旅行記。旅をしないと感じない憂鬱がある。でもそれはいい孤独感。
この曲を聞くと悲しくて、エキゾチックな感覚を思い出すからこの曲は誇りにしている。

#12 Motorcycle Drive By
これはファンの人気が高い曲でシングルカットできなくて良かったと思ってる。
キャット・スティーブンスを聞きながら大きくなったんだけど、この曲の中に彼を感じる。
歌詞は歌い始めた頃の日記の内容から。
一時的に五線譜があるのは、ほかのよくある手段の代わりに歌詞にあわせて曲を作ったから。
(すいません、最終行少し怪しい)

#13 My Time in Exile
無駄話しかしないから、関係を断っても問題にならないような薄い関係しかない人を1年間シャットアウトした。
その期間が終わった頃、アライオンがこの曲のコードを弾きはじめて、それがこの曲になった。

#14 Palm Reader
誰にでも他人との関係が切れる最悪の時期があるんじゃないかと思う。
そんな時は色々試してみる―星占いとか、タロットカードとか、できるなら何でも。
トニーがこの曲に東洋の神秘的なサウンドを与えて、アライオンが重い感じを与えた。
アウト・オブ・ザ・ヴェイン(訳注:3rdアルバム)の中ではお気に入りの一曲。

#15 Tatoo of the Sun
これは一番最初にレコーディングした曲で、完成してないデモみたいな感じに聞こえるのはそのせい。
全てが美しく、傷つけ、最後まで続かないような90年代の初め頃のハイト(訳注:サンフランシスコの通りの名前)の頃の子守唄。
この曲はそれら全てがなくなってしまったことを思わせる。
当時はスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンのギタープレイが好きだったんだけど、その影響があるのが分かるはず。
これはサード・アイ・ブラインドとしてはじめて書いた曲のうちの一つ。
この曲はエリック・ゴットランドのためにプレイして、そえが理由で彼はマネージャーになってくれた。
彼が気に入ってくれてよかったよ。

#16 Wounded
これは自分たちの曲でベストじゃないかな。
レイプされた友達のことについての曲。
テーマはそういう経験がその人を汚すわけでもないし、恥に思うこともないということ。
だから家やコートの中に閉じこもったりしないで、外に出てきて、ということをこの曲は歌ってる。
これはサード・アイ・ブラインドの典型的な曲。

#17 God of Wine
ゴシックなハートを持って産まれてくる人がいる。
この曲は、俺がそういう人々の暗い炎に群がる蛾みたいなもの、ということから生まれた。
このイメージは実存主義と物理学の本を読んでて共通点に気付いたときに生まれた。
メンバーが集まって、俺は床の上に座って歌詞を書いていたのを覚えてる。
でも、これからの人生のほとんどをかけても、二度とこういう曲は書けないんじゃないかと思う。

#18 Slow Motion
この曲はギャングスタ・ラップへの批判。
おまけに、「リチャード三世」(訳注:シェイクスピアのあれ?)っぽさも含まれてる。
人は痛みと苦痛からスリルを得るんみたいだ。
この曲は甘いメロディがどれほど聞き手を連れて行けるか、ということを開拓している曲だ。
「ブルー」に入れたかったんだけど、レコードレーベルが許可しなかった。皮肉の分からない連中だ!
(訳注:この曲の歌詞は若者のドラッグ・銃・殺人・セックスなどを皮肉ったもので、
あまりのヤバさに「ブルー」収録時にはインストゥルメンタルになっています)
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