- 2007-06-06 (Wed) 16:21
- Movie
風邪で休んで映画見てりゃ世話ねーな。
あらすじなんかはググってもらえば分かるとして。
個人的な評点としては7/10ってとこでしょうか。
以下ネタバレ。
ネタバレに大概長い文章書いてますけど、それを書かせるくらいには面白かったということで。
あらすじなんかはググってもらえば分かるとして。
個人的な評点としては7/10ってとこでしょうか。
以下ネタバレ。
ネタバレに大概長い文章書いてますけど、それを書かせるくらいには面白かったということで。
以下、ひぐらしのネタバレも含みます。要注意。
・これなんて「ひぐらしのなく頃に」?
と言うのは冗談ですが、話としてはかなり類似しています。
桜坂洋の「All You Need Is Kil」もアリか。
まあ、時間遡行モノ、という時点である程度の類似はあって当然。
・類似点
特定の人物の能力として、現在の記憶と意識を残したまま過去に戻れる。
過去に戻って条件が変われば、世界の様態が変わる。
基本的に人の行動様式は同じ。
・相違点
ひぐらしは死がトリガーとなって過去時間の別のパラレルワールドへ移動。多くの場合、死亡時の記憶は消える。
バタフライは過去の記憶を喚起するものがトリガーとなって過去のワンシーンへ移動。
Allは死をトリガーとして過去の特定地点に戻る。死の記憶あり?
ひぐらしの移動地点は選べない。能力の磨耗で徐々に遡行時間が短くなる。
バタフライは移動するシーンを選択可能。ただし、選択肢は限られている。
ALLは遡行地点を選べず、常に特定の時点へ遡行。
ひぐらしは過去の別世界に戻り、そこからまた別の人生が始まる。周囲の状況は変動。
バタフライは過去のワンシーンに戻ってフラグが変更された場合、
強制的に現在に戻され、周囲の状況が変動し、変わった世界の記憶が注入される。
Allはフラグ設定の存在しない過去の特定地点に戻る。
ひぐらしの諸条件は確率と人の意思で変動。
バタフライの条件は戻ったシーンの行動で変動するだけ。
Allの諸条件は戻っただけでは変動せず、その後の行動を変えられるだけ。
てな感じで。
・演出
時間遡行時の後ろに吹っ飛んでいく周囲、というのはありきたりですが、
文字がグラグラ揺れると言うのは斬新…あー、「リング」の呪いのビデオであったかな?
手堅く分かりやすくスピード感ある形で世界が再構築される様を演出してるのは悪くない。
・シナリオ
本当にアドベンチャーゲーム風味です。
しかしまあここまでよくバッドエンドを揃えたもんだ。
ラストも微妙にバッドエンド気味だし。なんというか、賽殺し編の世界にある意味近いかも。
パズルのピースが嵌るような過去の記憶喚起シーンは面白いです。
どうやってOPシーンに繋がるかもそれほど無理がないし。
初期設定は
・ケイリー…初恋の人はエヴァン。状況次第で落ちるところまで落ちる。
・トミー…妹思いの優しい性格?ただし、家庭環境の影響で粗暴で偏執狂的性格になる(BADフラグ)。
・レニー…気弱で振り回されやすく、ストレスに弱い?ショッキングな事件で廃人化(BADフラグ)。
ということには変動はなし。
少し条件を変えたら全てが変わる、というのがタイトルであり、テーマなので当然ですが、
シナリオはよく練りこまれてると思います。
まあ、尺が尺なので粗を探せばいっぱいありそうな気がするけど。
ところで、どう考えても主人公の記憶にありえない映像が流れ込んでるのは…鑑賞者サービス?
ラストシーンを見る限り、記憶としては流れ込んでるわけではなさそうな雰囲気です。
まあ、分かりやすくなっていいんじゃないですかね。
2時間弱の尺にこれだけのエピソードを収めたのには感心です。
・これなんて「ひぐらしのなく頃に」?
と言うのは冗談ですが、話としてはかなり類似しています。
桜坂洋の「All You Need Is Kil」もアリか。
まあ、時間遡行モノ、という時点である程度の類似はあって当然。
・類似点
特定の人物の能力として、現在の記憶と意識を残したまま過去に戻れる。
過去に戻って条件が変われば、世界の様態が変わる。
基本的に人の行動様式は同じ。
・相違点
ひぐらしは死がトリガーとなって過去時間の別のパラレルワールドへ移動。多くの場合、死亡時の記憶は消える。
バタフライは過去の記憶を喚起するものがトリガーとなって過去のワンシーンへ移動。
Allは死をトリガーとして過去の特定地点に戻る。死の記憶あり?
ひぐらしの移動地点は選べない。能力の磨耗で徐々に遡行時間が短くなる。
バタフライは移動するシーンを選択可能。ただし、選択肢は限られている。
ALLは遡行地点を選べず、常に特定の時点へ遡行。
ひぐらしは過去の別世界に戻り、そこからまた別の人生が始まる。周囲の状況は変動。
バタフライは過去のワンシーンに戻ってフラグが変更された場合、
強制的に現在に戻され、周囲の状況が変動し、変わった世界の記憶が注入される。
Allはフラグ設定の存在しない過去の特定地点に戻る。
ひぐらしの諸条件は確率と人の意思で変動。
バタフライの条件は戻ったシーンの行動で変動するだけ。
Allの諸条件は戻っただけでは変動せず、その後の行動を変えられるだけ。
てな感じで。
・演出
時間遡行時の後ろに吹っ飛んでいく周囲、というのはありきたりですが、
文字がグラグラ揺れると言うのは斬新…あー、「リング」の呪いのビデオであったかな?
手堅く分かりやすくスピード感ある形で世界が再構築される様を演出してるのは悪くない。
・シナリオ
本当にアドベンチャーゲーム風味です。
しかしまあここまでよくバッドエンドを揃えたもんだ。
ラストも微妙にバッドエンド気味だし。なんというか、賽殺し編の世界にある意味近いかも。
パズルのピースが嵌るような過去の記憶喚起シーンは面白いです。
どうやってOPシーンに繋がるかもそれほど無理がないし。
初期設定は
・ケイリー…初恋の人はエヴァン。状況次第で落ちるところまで落ちる。
・トミー…妹思いの優しい性格?ただし、家庭環境の影響で粗暴で偏執狂的性格になる(BADフラグ)。
・レニー…気弱で振り回されやすく、ストレスに弱い?ショッキングな事件で廃人化(BADフラグ)。
ということには変動はなし。
少し条件を変えたら全てが変わる、というのがタイトルであり、テーマなので当然ですが、
シナリオはよく練りこまれてると思います。
まあ、尺が尺なので粗を探せばいっぱいありそうな気がするけど。
ところで、どう考えても主人公の記憶にありえない映像が流れ込んでるのは…鑑賞者サービス?
ラストシーンを見る限り、記憶としては流れ込んでるわけではなさそうな雰囲気です。
まあ、分かりやすくなっていいんじゃないですかね。
2時間弱の尺にこれだけのエピソードを収めたのには感心です。
Trackback:No Trackbacks
- TrackBack URL for this entry
- http://epi.if.land.to/Movie/_530.html.trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- バタフライ・エフェクト from Wanderer's Haven