Home > Archives > January 2007

January 2007

シャッフル・メモリーズ第二話

うわー…。これはキツいなぁ…。
かいがいしく世話をしてくれる同居人の美少女、というありがちな設定に暗い過去を追加するだけで
ここまで病んだキャラクター描写をするというのは正直ドン引きです。
もしや全キャラにこんな逝っちゃった設定が付いてるのかと思うとこれから先が気になって仕方ありません。
細かく説明しましょう。事は幼年期に遡ります。
主人公と同居人の美少女の家族は家族ぐるみの付き合いをしているご近所。
主人公の両親と、美少女のお母さんは一緒に旅行に出かけ、帰る途中急いでしまったせいで事故に遭い、三人とも死亡しました。
それ以来、主人公は美少女のお父さんに引き取られ、一緒に住むことになりました。
が、美少女は母親を失ったショックで病院にずっと入院したまま、生きることを拒否するかのように生気を失います。
医者曰く「何か生きる目標や望みのようなものを与えられればいいのですが」
主人公はベッドに横たわったままの彼女に告げます。
「お母さん達が死んだのは僕のせいなんだ。僕が一人でお留守番するのが怖くて、早く帰ってきてって言ったんだ」
果たして彼女は生気を取り戻します。主人公に復讐するために。
そこから彼女による主人公への陰湿なイジメがはじまります。ある時は流血込みの。
「アンタが死ねばよかったのに!」
中学生になったある日、彼女は事故で死んだ三人の写真が入った葉書を見つけます。
「あの子の病気が心配だから急いで帰ります」
そう、三人が急いで帰ったのは彼女が入院しており、その容態が思わしくなかったからなのです。
幼年期にその絵葉書を見た主人公が彼女に責任を感じさせないために自分のせいにしていたのです。
「私のせいなの?」「私が殺したの?」「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」
かくして話は現代に戻り、一人の病的なまでに献身的に主人公に尽くす女の子ができあがりました。まる。
「主人公に尽くすのが私の生きがいなんです」
うわー…。
確かに設定を追加することでキャラクター描写に深みが出るかもしれません。
「単なる優しい世話好きの同居人」よりは理由があっていいのかもしれない。
待て待て、ぶっちゃけ病気ですよ。これじゃ。
優しさに理由なんぞ要らないでしょうに。設定つけるならもっとソフトな設定にしようぜ。
これじゃあハーレムもの標準の優柔不断主人公と結ばれたら不幸の上塗りになってしまうだけな気がするぞ。
あんまり不健康な設定はどうかと思いますよやっぱ。

他人の読書記録

「ウンベルト・エーコの文体練習」の「ポー川流域社会における工業と性的抑圧」の元ネタってなんだっけ、とか思い、検索をかけているとどこかの誰かさんの読書感想記録のようなものにぶつかりまして。
まあ本当に膨大な量なので(ざっと見た限り3ケタくらいだと思う)、
読んだり書いたり暇な人だな、というのが正直な感想ですが、
いくつか読んだことのある本の感想を見て「なるほど」と思ったり「おいおい」と思ったりでまあ面白いと言えば面白い。
普段感想を書く際には「できるだけネタバレを避け、感想は面白いか否か」程度に抑えようと思ってるので主観ばりばりで書いてある感想文を見ると「こういう書き方もあるのか」とか思ったり。
まあ、自分が書いてる映画の予告編みたいな文章が面白いかと言えば100%面白くないし、
別にネタバレしても問題ないといえばないのかもしれん。
まあ、内容に立ち入らずにどうやって面白さを伝えればいいのかという話もありまして。
これからは面倒だからネタバレ全開で書こうかなぁ。
閑話休題。
ちょっと前に暁くんがやってた(いや、今でもやってるのか?)、
「複数の人間による小説の主観的分類」はこんなのに着想を得たのかな、とか思ったけど
やっぱり一人の人間の嗜好をある程度でも読むには「自分が読んだことのある本数冊」程度のサンプルは必要で、
となると万人に読ませるためにはそれくらいの分量は必要なのかなぁ、みたいな。
あの「内容に立ち入らずに小説のどこを読むべきか、が見える」という着想自体はナイスだなぁ。
と、閑話休題のところに無理矢理繋げて話を終わらせてみる。

ユニバーサルサービス料

携帯電話でもユーザーが月7.35円負担することが決まったようですが、どうやらBBフォンでも必要なようです。
まあ、そういう内容の案内メールがYBBから送られてきまして。
「月7350円の負担となります」
…へ?
慌てて確認というか、もう一度見てみると7.35円の見間違いでした。あーびっくりした。
見間違いって怖いですね。いや実害はないんだけど一瞬ものすごい勢いでうろたえました。

シャッフル・メモリーズ

やられた。
まさか第一回が丸々背景設定世界とキャラクター紹介だなんて。そんないい加減な。
ちらっとだけ見て絵柄だけで「これ何のエロゲ?」とか思ってたんですけど違うんですね。
しかし延々杉田智和のナレーションで続けられて、後藤邑子の声が入ったりすると「これ何のハルヒ?」てな気になってしまうのもまた人情。
とりあえずしばらく見てみようかとは思いますが…すぐに飽きそうな気がする。
いや、前にそんなこと言ってゼロの使い魔をほぼ全話みてしまったような記憶はあるけど。

工作の時間

リアスピーカーが床置きだったのがなんとなくイヤで、木材でスタンド…というか、スピーカー置き場を作ってみました。
既製品はめっちゃ高いうえ、純正品というか対応品じゃないと合わない可能性がありますが、
自作すると安いですね。費用総額は2000円弱。
できはこんなもんです。
若干…というかだいぶ傾いているのはご愛嬌。素人仕事ですもん。

日本橋

日本橋に行って色々買ってきました。以下内訳。
・Sound Blaster Audigy2 Digital Audio
サウンドボードを買うかは若干悩んでたんですが、ツクモで4980円で売ってたので。
音質や機能では現行品のX-fiには劣るものの、普段使う分には全く問題ありませんし、これでようやくハードウェア的にEAXが再現可能に。
なにやら付いてるFPSゲームソフトはたぶんやらないだろうなぁ。
・Logicool X-530
5.1chサラウンドスピーカー。
日本橋最安は8980円でした。おそらく日本のどこでもこれくらいが一番安いでしょう。
値段の割に評判はそこそこ良いですし、実際悪くないんじゃないかと思います。
エージングが済んだらさらにもう少し落ち着いてよくなってくれるでしょう。
5.1ch向けに作られてるせいかステレオだと若干変な感じに聞こえるのでCMSS効かせてステレオ音源も擬似サラウンドで使ってます。
・Thanks/you
ひぐらし解でメインテーマ的にアレンジして使われまくった"Thanks"を書いたdai氏の音楽CD。
この人一人でこれだけ書いたのか…。
改めて聞いてみると"Thanks"のアレンジ曲本当に多いなぁ。個人的にはやっぱり"you"が最高な気がしますが。
しかしCDのレーベル面に間抜けな誤植があるのはいかがなものか。
・夢違科学世紀 大空魔術
上海アリスの音楽CD。本家本元。相変わらず激しく綺麗で独特なメロディーライン。
しかし同人ショップに行くと恐ろしい数のアレンジ版が出てるなぁ。
神主は「著作権が?」とか言わないだろうし、元の曲のクオリティ高いからいじりがいもあるんだろうか。
・ひぐらしのなく頃に 礼
本当に短いのでさっくり読了。画面に並んでるのと逆順に読んでみた。
「罰恋し編」…目明し編のお疲れ様会。ソウルブラザー大活躍。でも一番笑ったのは悟史登場シーンだったりする。あれは反則だわ。
「昼壊し編」…デイブレイクをベースにしたもの。どこがデイブレイクやねん。いや、面白かったけどね。富竹とか鷹野とかレナとか。
「賽殺し編」…祭囃しの続きの話。「え、嘘」という導入から、延々読ませつつ本編のネタばらしまでやってしまうのはさすが。
徹頭徹尾暗い話で、話としてどうなのかこれは、というのは若干ある。
たぶんけじめとしてあの人のああいう言動について触れておきたかったのかなぁ。
ところで、全く関係ない話ですがこれは絶対精神的ブラクラだと思いませんか。
http://www.oyashirosama.com/web/enter.htm

More...

Home > Archives > January 2007

Calender
<   2007-01   >
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
Search
Recent Comments
Feeds
Links
Counter

Page Top