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01 February 2008
黒衣の騎士/水野良
- 2008-02-01 (Fri)
- Books
この間古本屋巡りをしたときにハードカバー版が100円であったのでつい買ってしまいました。
はるか昔に読んだ事は覚えてますが、さすがに詳しい内容までは忘れてたので…。
内容はロードス島戦記のスピンオフ短編集で、主役はマーモの黒衣の騎士アシュラムとなっています。
小説版ロードス島戦記で描かれなかった間隙と、彼がいかにしてクリスタニアに辿りつき、
バルバスの器である"漂流王"になったかというクリスタニアの「はじまりの冒険者たち」とのミッシング・リンクを描いています。
…って内輪の人間ならみんな知ってそうな情報ですが…。
水野良の近作(「○○の国の魔法戦士」だけだけど)にもちょくちょく目は通していたのですが、あんまり面白くないな、と。
少なくとも昔は楽しめたのに何でだろう、水野良のテンションが落ちてるのかな、とか考えていたのですが、
この古い作品(H7.7.31初版発行。つまり13年前)を読んでも水野良は簡素な、ハードボイルドとも言える文章で、今でもそれは変わってない。
どうやら変わってしまったので受け手であるこちらのようです。
最近は着想よりも文章表現で勝負するタイプの作家の方が好みになってしまっているせいでしょう。
(両方できる作家が一番ですけどね。古橋秀之とか高野史緒とか牧野修とか佐藤哲也とか)
とはいえ、懐旧も込めつつも楽しく読めたのは楽しく読めたので、思い入れの差があるような気がします。
どうやらリウイが出てくる話はあまり好きではないようです。
剣の国の魔法剣士は面白かったような気がするんだけど…。はっ、「魔法戦士リウイ」シリーズのせいか。
はるか昔に読んだ事は覚えてますが、さすがに詳しい内容までは忘れてたので…。
内容はロードス島戦記のスピンオフ短編集で、主役はマーモの黒衣の騎士アシュラムとなっています。
小説版ロードス島戦記で描かれなかった間隙と、彼がいかにしてクリスタニアに辿りつき、
バルバスの器である"漂流王"になったかというクリスタニアの「はじまりの冒険者たち」とのミッシング・リンクを描いています。
…って内輪の人間ならみんな知ってそうな情報ですが…。
水野良の近作(「○○の国の魔法戦士」だけだけど)にもちょくちょく目は通していたのですが、あんまり面白くないな、と。
少なくとも昔は楽しめたのに何でだろう、水野良のテンションが落ちてるのかな、とか考えていたのですが、
この古い作品(H7.7.31初版発行。つまり13年前)を読んでも水野良は簡素な、ハードボイルドとも言える文章で、今でもそれは変わってない。
どうやら変わってしまったので受け手であるこちらのようです。
最近は着想よりも文章表現で勝負するタイプの作家の方が好みになってしまっているせいでしょう。
(両方できる作家が一番ですけどね。古橋秀之とか高野史緒とか牧野修とか佐藤哲也とか)
とはいえ、懐旧も込めつつも楽しく読めたのは楽しく読めたので、思い入れの差があるような気がします。
どうやらリウイが出てくる話はあまり好きではないようです。
剣の国の魔法剣士は面白かったような気がするんだけど…。はっ、「魔法戦士リウイ」シリーズのせいか。