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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

  • 2007-01-14 (Sun) 12:18
  • Books
結局興味に負けて買ってしまいました。上下巻読むのに30分かからなかったと思う。
表紙絵と中身で若干印象が違って、中の絵は結構嫌いじゃない絵でした。
…それを知ったのは同じ作者が描いたひぐらしのエロ同人を見たからだというのが極めてアレですが。
内容的にはきっちり「ひぐらし」してるのがナイスだと思いますよ。
いくつか思ったことを書いてみます。続きはネタバレ全開。
・夏美は雛見沢症候群か
おそらく違うかと。
記憶が都合のいいようにすりかわってはいるものの、本人はちゃんと現実を記憶している。
雛見沢症候群の場合認識そのものが変わってしまうので正しい事実の記憶を得る機会はない。
夏見の記憶の食い違いは、おそらく精神の自然な(とはいえ、病んだ)防衛反応かと。
惨劇のシーンは誤った記憶に基づく回想のようなものと理解できる。
そもそも雛見沢症候群に感染する要素が薄いか?
雛見沢出身者(しかも公由)のおばあさんと同居していた以上、感染はありえないとは言い切れないが。
・惨劇は防げるか
あとがきにあるように、おばあさんの奇行は規定事項か。
すくなくとも雛見沢大災害までは規定事項だと考えると、おばあさんの行動を防ぐ術はないか?
となると、夏見の犯罪の動機を消すほかない。
つまり、「この町にいたい」「みんなに変に思われたくない」というところか。
後者は幼馴染sがどうにかするという可能性が一つ。
前者は引っ越してしまうというのもありだが、おばあさんの奇行が止まない限り無意味。
おばあさんがオヤシロサマ信仰を捨てる、というのが一番簡単な解決法だが…。
友情パワーでどうにかしてしまうのがひぐらしの基本構造だとすれば、
幼馴染sがどうにか町の人全体に公由家の存在を正常なものと認知させる、というのがベストか。
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